東宝特撮ポスターめぐり③

東宝特撮手持ち作品のポスターをNET上で探して並べてみた。第3弾。

三大怪獣 地球最大の決戦
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「三大怪獣 地球最大の決戦」は1964年(昭和39年)12月20日に公開され、「ゴジラシリーズ」の第5作目。この年ゴジラ映画は二本制作された唯一の年となり、シリーズ最大の悪役とされているキングギドラが誕生した作品である。タイトルの「三大怪獣」とは、キングギドラは含まず、地球の三大怪獣ゴジラ・ラドン・モスラのことを指し、ゴジラが正義の側になった以前とは立場を変える事になった作品である。

フランケンシュタイン対地底怪獣
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「フランケンシュタイン対地底怪獣」は、東宝と米国ベネディクト・プロが製作し、1965年(昭和40年)8月8日に公開されたが、当初米国20世紀フォックス社が進めていた「キングコングとフランケンシュタイン博士の創造した巨大モンスターが闘う」という映画の企画が日本の東宝に持ち込まれ、映画化権を取得して実現したものである。また、この作品は結末が①バラゴンを倒したあとでフランケンシュタインが地割れに呑み込まれるもの(劇場公開時のもので、いわゆるオリジナル版)②大ダコが出現する場面が追加されたもの③フランケンシュタインとバラゴンが同時に地割れに呑み込まれるものが存在するとされているが③は存在していないようだ。

怪獣大戦争
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「怪獣大戦争」は1965年(昭和40年)12月19日公開に公開された日本とアメリカの合作映画で、ゴジラシリーズの第6作。登場する怪獣はゴジラ、ラドン、キングギドラで、ゴジラが地球外行くのは本作が最初で最後である。なお、X星人独特の手振りを伴った「X星語」を考案して芝居に採り入れたのは統制官演じる土屋義男だ。

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
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「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」は、東宝と米国ベネディクト・プロが製作し、1966年(昭和41年)7月31日に公開された日米合作映画。作品のテーマとして根底に日本の神話「海彦山彦」が敷かれており、細胞分裂によって分身した二体のフランケンシュタイン、人間に育てられたゆえに理性を持つサンダと、本能の赴くまま人間を襲うガイラとの骨肉の争いが、哀感を込めて描かれている。

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
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「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」は1966年(昭和41年)12月17日に公開された「ゴジラシリーズ」の第7作。東宝は「キングコング対ゴジラ」(1962年)製作の際に米国RKO社から取得したキングコングの5年間分のキャラクター使用権を活用してもう一本「キングコング映画」を製作しようと、南海の孤島を舞台にキングコング、エビラ、モスラの三大怪獣登場内容で企画したが、アメリカ側が内容に難色を示したため、「キングコングの逆襲」として翌年に制作されることとなる。一方、没となった「キングコング、エビラ、モスラ」は、キングコングをゴジラに置き代え本作が製作されることとなったのである。


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