なんじゃもんじゃの木

調布の深大寺(調布市深大寺元町5)境内で「なんじゃもんじゃの木」が見頃を迎えているそうだ。
この木はモクセイ科の落葉高木である「ヒトツバタゴ」で親木は明治神宮にあるといわれている。

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ヒトツバタゴは、学名を Chionanthus retusus といい、学名のように、「雪のように白い花」が美しい。
Chionanthus は、Chion が「雪」、anthus が「花」という意味だ。

「なんじゃもんじゃ」は「あれはなんじゃ」「なんの木じゃ」がなまったという説が良く知られているが、徳川光圀が時の将軍に「あの木は何という木か」とたずねられ、その返事に窮してとっさに「なんじゃもんじゃ!」であると答えたとも云われている。

ということは、一般的にヒトツバタゴが「なんじゃもんじゃの木」と云われているが、木の種類にかかわらず、その地方に珍しい正体不明の立派な木を「なんじゃもんじゃの木」というのだろう。

また、柳田國男は、名前が不明という理由でなく、その木が大切な存在なので、わざと特定の名前をつけないのであるとも云っている。

これはまた、楽しいことになってきた。
日本に「なんじゃもんじゃの木」何種類あるのだろう?

NET上で調べてみると、有名なものには

明治神宮外苑のヒトツバタゴ
小石川植物園のウスバヤブニッケイ
神奈川県海老名市本郷の有馬のハルニレ
埼玉県東松山市箭弓街道付近のイヌザクラ
茨城県の筑波山のアブラチャン
房総半島のバクチノキ
千葉県香取郡の神埼神社のクスノキ
静岡県三島市の三嶋大社のカツラ
山梨県芦川村のリョウメンヒノキ
長野県上田市上塩尻(虚空蔵山)のフジキ(ヤマエンジュ)
岐阜県加茂郡八百津町のクロガネモチ
兵庫県但東町の佐々伎神社のタブ
兵庫県出石町奥山の徳神社のカゴ
紀伊の那智の入り口のシマクロキ(標準和名はハマセンダン)
三重尾鷲の九鬼神社のオガタマ
徳島県阿南市椿町蒲生田岬のオガタマ

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明治神宮外苑:なんじゃもんじゃの木

などなど全国には45ヶ所29種類あるそうだ。



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