怪竜大決戦

「怪竜大決戦」は、1966年12月21日に公開された東映製作の特撮映画。

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歌舞伎や浄瑠璃にも登場する自雷也は、蝦蟇の妖術を使う架空の忍者で、宿敵は大蛇から生まれた大蛇丸とされ、この映画はその古典をベースに製作されている。また、東映が唯一製作した「怪獣が登場する映画」でもある。なお、本作品に登場する大蝦蟇は一部を外し、怪竜や大蜘蛛はそのままで、翌年TV番組「仮面の忍者 赤影」に登場している。

■ストーリー
忍者の大蛇丸と組んだ家臣の結城大乗が、城主を殺し城を奪う。城主の息子雷丸は城を抜け出す中、怪竜に襲われるが、大鷲がやって来て雷丸を救出する。
それから10数年が過ぎ、雷丸は蟇道人のもとで成長していた。雷丸は、幼い時に別れた父親を捜して旅をしていた綱手と出会い蟇道人の庵へ戻ると、大蛇丸に騙まし討ちされた蟇道人が・・・。
蟇道人の言葉で両親の仇を知った雷丸、祖母の蜘蛛婆から父親が近江の国にいることを聞かされた綱手、ふたりとも近江の国へ向かうこととなる。

雷丸は自雷也と名乗り、結城大乗を襲うが大蛇丸にそれを妨げられる。そんな中、綱手が自分の娘とわかった大蛇丸は、綱手を使って雷丸の命を奪うことを考える。しかし父が結城大乗と手を組んで雷丸の両親を殺した悪人であることを知り、綱手は裏切ってしまう。
なんとか、仇の結城大乗を討つことはできた雷丸だったが、大蛇丸は、怪竜に変身して大蝦蟇の雷丸と激突する……。

■チョット一言
1966年、年末以降春までに公開された怪獣映画は、東宝「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」1966年12月、大映「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」1966年4月、松竹「宇宙大怪獣ギララ」1967年3月、日活「大巨獣ガッパ」1967年4月であり、東映だけがタイトルに怪獣名を付けず時代劇で勝負した作品。

これは、予告編だが、怪獣の声を覚えていただいて・・・


そして、この海外版での怪獣の声と比較して欲しい。


恐らく特撮ファンの方なら直ぐに気付かれただろう。
海外版では怪獣の声が差し替えられており、日本ではお馴染みの怪獣の声・・・
ゴジ〇やモス〇の声だ。
輸出する為には、なんでも有りの時代だったのだろうか。


なお、この「怪竜大決戦」(オリジナル日本版)はYouTube東映公式ページにアップされているので、全編通して鑑賞することができる。アドレスは以下。
http://youtu.be/ukGUk7xEgQ0


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