ウルトラマンレオ 第29話 「運命の再開 ダンとアンヌ」

以前、ウルトラ・シリーズにおいて、私の場合は「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」までがリアルタイムだと書かせていただいている。従って「ウルトラマンレオ」に対しては全く知識は持ち合わせていない。しかし、この回「ウルトラマンレオ 第29話 運命の再開 ダンとアンヌ」だけは別、セブン最終話「史上最大の侵略」その後だからだ。

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(ウルトラマンレオ第29話:劇中より)

■ストーリー
下町に子供の姿をした宇宙人が現れ、調査に赴いたダンはそこで宇宙人の子供を育てるアンヌそっくりな女性と出会うが、その女性は自分はアンヌではないと言う。
ウリーという名の赤い服を着た子供をかばい倒れるダン。ウリーは超能力を使うたびに体が銀色になっていき、最後は超能力星人ウリンガとなるが、レオによってアンヌらしき女性とウリーは宇宙に返される。

■登場宇宙人
超能力星人ウリンガ 身長1.3m~60m 体重70kg~3万9千t
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文芸社:神谷和宏氏著「M78星雲より愛をこめて」文中によれば、「ウルトラセブン」最終回に触れて・・・

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この回を監督した満田かずほ監督が、ダンとアンヌが恋愛感情を持っていると意識して演出したことを語っている。
そして、さらに文章はこう続く・・・
「ウルトラマンレオ 第29話 運命の再開 ダンとアンヌ」でダンは「地球に戻ってきて、まずアンヌを探した」と言っているが、脚本家がこのようなセルフを入れたのもやはり、「セブン」最終回を恋の話と解釈したからだろう(ちなみにこの回を書いた阿井文瓶氏は「ウルトラマンタロウ」からの参加で、「ウルトラセブン」には参加していない)。この会話の作用は、ダンは、自分の秘密をアンヌに告白することで、アンヌはそんなダンの気持ちを受け取ることで、互いにただのウルトラ警備隊の同僚という関係ではなく、互いに特別な存在であることを自覚することにある・・・と。

こうした二人の関係を思い浮かべ「ウルトラマンレオ 第29話 運命の再開 ダンとアンヌ」を観るが、いくつかの疑問は解消されない。

その①
女性と出会い、ダンはどこだか分からない草原に立ち、ママと言って抱きつくウリーを見る・・・。


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(ウルトラマンレオ第29話:劇中より)

ダンの意識の中での映像にみえる。ダンの白日夢か?

その②
遊園地でイタズラして遊んでいたウリーを宇宙人として倒そうとするMACから、ダンは体を張って止める・・・


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(ウルトラマンレオ第29話:劇中より)

セブンと同じ能力を持っているのか?「私の子じゃないんです。宇宙人の捨て子だったんです」と女性は語っているが、もしかしたらウリーはダンとアンヌの子供ではないのか?それならば体を張って止める訳もわかる。

その③
「私はアンヌじゃありません。隊長さん。私はあの子をあなたのような立派な人に育てたいと思っていたんです」と語り、一度もダンと呼ばず、MACの隊長と呼ぶ・・・


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では、貴女は一体誰なのだ?アンヌではないのか?

結局女性はアンヌだったのか、違ったのか、劇中で明かされる事は無いまま終わってしまう・・・。



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