"MM9-MONSTER MAGNITUDE"

2010年7月7日より毎日放送ほかで「MM9-MONSTER MAGNITUDE」(エム・エム・ナイン モンスター・マグニチュード)通称MM9のタイトルで全13話がテレビ放送されました。

画像

原作は山本弘氏による怪獣小説(?)ですが、設定・登場人物は一部変更されエピソードは全てドラマオリジナルとして製作されたものです。なお総監督として、平成 "ガメラ" の樋口真嗣氏が務め、特撮ファンとしては押さえておきたい作品であり、関西は毎日放送・関東ではBS-TBSで放送されましたが、深夜時間帯であった為(ニコニコ生放送でもやってましたが)私を含めて見逃してしまった方も多かったのではないかと思われます。

このドラマはまず石坂浩二さんのナレーションで始まります。

日本、そこは世界有数のM(エム)災害多発地帯。M災害の予測と、その被害を最小限に抑えるための予報を出すセクション。それが "気象庁 特異生物 対策課"。通称、"気特対" である。栄光と称賛なき彼らは、来るべき災害に備えて、今日も戦っているのだ・・・

そして舞台となる日本ですが、台風とかのようにモンスターも当たり前のように存在している設定であり、モンスター映画にありがちな展開とは大きく違い、"ムカつく上司" とか "恋心" などその辺にありそうな人間ドラマを主軸に描かれています。従って登場するメンバー達も怪獣の専門家であっても、ウルトラマンでの科学特別捜査隊(通称:科特隊)のように特別な使命感をもって仕事をしている訳ではありませんし、自衛隊のように前線で戦う事はなく彼らにスーパーメカの武器はありません。報道中継を観たりして注意点や弱点をアドバイスして、被害を最小限におさえようとするだけで、あえて彼らが持っている武器と云えば知識と経験だけです。

樋口真嗣氏はこの作品を手掛けた際 「テレビドラマをやりたいという気持ちがありました。映画はどれだけ時間をかけて作っても公開期間は2カ月で終わり。公開初日と最終日でやる内容は同じなんです。そこで表現できることの限界を感じていた」 と語っており、モンスターという非日常的なものを身近な日常の中に組み込んだこのドラマは、明らかに既成概念を壊そうとする思惑があったのだろうと推測できます。

今回全13話眠ることもなく(笑)一気に観させてもらいましたが、最後の "子供が親を倒すことで魂を継承する" という結末は評価の別れそうな気がしますが、個人としては違和感なく楽しめた作品でした。以下がその最終回です。

(携帯ではご覧いただくことができないかもしれません)

ちなみにMM(モンスター・マグニチュード)とは、体積を水に換算した場合の重量(1立方メートル=1トン)を元に0~9までの10段階に設定されていて、1954ゴジラは(体長50メートル・体重2万トン)MM9の最高レベルのようです。

画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック