”紅茶が先か?・・・ ミルクが先か?”

タイトルが面白そうだったの読んだものですが・・・

何人かの紳士と夫人たちが屋外のテーブルで紅茶を楽しんでいた時、その場にいた夫人がミルクティについて "紅茶を先に入れたミルクティ" か "ミルクを先に入れたミルクティ" か、味が全然違うのですぐに分かると云ったそうです。当然(?)紳士たちは "紅茶とミルクが一度混ざってしまえば分かるハズはないと大笑い。

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そこで、その場にいたぶ厚い眼鏡をかけ髭を生やした男性が、面白がって "じゃぁ、本当にそれができるのかテストしてみようじゃないか" と提案したことから実験をすることになってしまいます。

用意されたのは、夫人に見えないよう2種類の違ったいれ方のミルクティが5個です。そして実験開始!結果はお見事!夫人はすべてを当ててしまいます。紳士たちは驚いたのは云うまでもありません。とまぁこんな話なのですが、気になったのは、ぶ厚い眼鏡をかけた男性はなぜ夫人の能力を証明するのにミルクティを5個にしたのかということです。その理由を知りたくで読み進めると・・・

ここがPOINTで、どうやら統計学では確率が5%未満の時は "普通ではありえない・偶然ではないと判断できる" のだそうで、このミルクティ場合全て当たる確率を計算すると、1個の場合:2分の1=50%・2個の場合:4分の1=25%・3個の場合:8分の1=12.5%・4個の場合:16分の1=約6.3%・5個の場合:32分の1=約3.1% となり、全て当たった場合結果が偶然ではないと判断する為に5個用意したのだそうです・・・なるほど。

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つまり夫人の場合 "32分の1=約3.1%" の確率の中クリアした訳ですから、何らかの能力でミルクティを識別できている、夫人の言葉はほぼ信用できるといことになるのです。(このミルクティ実験はとても有名らしく、現代統計学の父と呼ばれるロナルド・A・フィッシャーが行なった "ランダム化比較実験" と云われるものだとか)

日常TVのニュースなどを見ていてコメンテーターの方から "それはありえないです" という言葉を聞くことがありますが、このミルクティの話を読んだからか、コメンテーターのこの言葉を聞くたびに、もしかしたら先の紳士たちと同じように "なんとなく現状を把握した気になっている" だけで "違う結果もあるんじゃないかなぁ" などと思うこともあります・・・なぜありえないのか説明してくれるコメンテーターの方も少ないですしね。

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