"見~て~る~だ~け~"

1994年に放送された田嶋陽子を起用した株式会社ニッセン(婦人服を中心とした衣料品(一部メンズ商品)・インテリア雑貨・和装品などを販売するインターネット・カタログ通信販売会社)のCM「見~て~る~だ~け~」というフレーズが話題になったことを覚えていますか?


このCMは個人商店の経営者たちから「商品を何も買わずに見てるだけとは、自営業者を馬鹿にしているのか」と批判を受けたりしたようですが、一般的に当時のネット・ショッピングでの品揃えは今に比べそれほど豊富ではなかったでしょうし商品を手にするまで数日掛かってしまうことから、"今すぐ欲しい" という購入者の欲求をこれでは満たすことは出来ないと、まだ危機感を感じる個人商店の経営者は少なかったようです。

またこの時代のネット・ショッピングで使用するPC等端末は自宅に存在しているということが多かったでしょうし購入は自宅となっていた訳ですが、今や端末がスマートフォンとなりこの姿が大きく変わり、商品を眼の前で確認しその場(お店)でスマートフォン入力でオーダーということが現実に起こっているようです。正に "見~て~る~だ~け~ 購入はネットで~" の時代に突入という訳です。聞くところによれば小売店舗の売上下降傾向は続き、かなり早いスピードでショーブース化が進んでいると云われていて、背景に "オーダーした翌日には届くといったような商品配送の大幅スピードアップ" や "同じ商品でも店舗よりも安く購入が出来たりする" などがあったりするのは云うまでもないこと・・・でしょう。

米国あたりでは実際 "Placed Study Reveals Most At-Risk Retailers for Showrooming by Amazon Customers" といったようなタイトルで "店舗で見てアマゾンで買うショールーミング・・・危険にさらされる小売店ビジネス" として研究もされているようで、そこには "スマートフォンを使って実店舗にいながらその場でネットショッピングする。まるで小売店の通路がアマゾンの商品棚につながっている状況だ。" との表記もあったりします。

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私の場合、時代遅れなのか(笑)スマートフォンの必要性をあまり感じていませんので、今だ携帯派でありお店で直接入力などということはありませんが、PCでネット・ショッピングは時々ですが利用させてもらっています。例えばとあるお店で50枚入りDVD-R1,580円がネットでは同一のもので1,380円と安く更に送料無料だったりしますし・・・今使っているPC用外付けブルーレイ・ドライブもネットで購入したものです。(型落ちでしたが、かなりというか破格で購入できました)

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最近のネット・ショッピングでは、ユーザーが選択した複数の購入候補商品を届け、ユーザーは実際手と眼で確認し購入する商品を決定し残りは返却するというスタイルも登場しているようで、買い物スタイルが大きく変わってきているなぁと実感する近頃です。

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