"The Beatles:All You Need Is Love"

今では当たり前の通信衛星を使っての同時中継ですが、世界初の試みとして行われたのは1967年6月25日のことです。この時は5大陸・14カ国の放送局が参加し31地点を結んで行われ「アワ・ワールド」(日本時間1967年6月26日午前3時55分~6時30分「われらの世界」タイトルでNHKが放送)という特別番組として放送され "The Beatles:All You Need Is Love" はこの番組の為に(曲調や歌詞からジョンによるものだと個人的には思っていますが)ジョンとポールによって作られた曲です。

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以下がその映像ですが、当時中継は白黒映像であり、これは後にコンピューター処理によりカラー化されたものです。

dailymotion:http://dai.ly/x2f6xy

いや~懐かしいです。眠い眼をこすりながら今か今かと待っていた当時を思い出します。スタジオ内にはエリック・クラプトン、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、マリアンヌ・フェイスフル、そしてキース・ムーン等の姿もあり、映像を見ながら探してみるのもいいかもしれません。

ところで、この中継はあらかじめ録音されたものを使った "口パク" ではないのか?という人がいるらしいと聞き調べてみましが・・・ジョンのヴォーカル、ポールのベース、ジョージのギターソロ部分、リンゴのドラム、そして13人のオーケストラは実際に音録りされ、これら以外のパートは本番前に行われた57テイク中のひとつ(10テイク目)を使っているということが分かりました。まぁ全て生録りではないですが、いわゆる口パクとは違います。ちなみにこの日放送され音録りされた58トラック目が1967年7月7日に発売される訳ですが、イントロ部分のリンゴのドラム及びジョンのヴォーカルの一部はこの中継の後直ぐに録音し直されたそうで、発売されたものとは少し違うバージョンだということです。

なお、"All You Need Is Love" にはフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」・グレン・ミラー「イン・ザ・ムード」・イギリス民謡「グリーンスリーブス」そして「ブランデンブルグ協奏曲」などが登場しますが、「イン・ザ・ムード」についてレコーディング・プロデューサーであるジョージ・マーティンは著作権が切れてるだろうと(確認しないまま)この曲を使ったらしいですが、実はまだ著作権が生きていて使用料を払うハメになってしまったという "こぼれ話" もこの曲にはあります。

今日はこの後コーヒーでも飲みながら、ゆっくりと "The Beatles" Time を楽しもうと思いますが、どのアルバムからスタートしようか迷ってしまいます・・・"ジャ~ン" の音でスタートするこれ(A Hard Day's Night)がいいかな・・・

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