”空飛ぶモンティ・パイソン”

「空飛ぶモンティ・パイソン」は、1969年から1974年までイギリスのテレビ局BBCが製作・放送した "ナンセンスさと毒の強さ" で知られるコメディ番組ですが、今回その第1シリーズ全13話を入手することが出来ました。1976年頃日本でも放送されていたのでご存じの方も多いだろうとは思いますが、個人的にはリアルタイムでは観れなかった作品であり、NET上で一部観たりはしていましたが、これで通して観ることが出来る訳で "ワクワク" してしまいます。

画像

第1シリーズ全13話は以下の通りで、注目はよく知られている第1話「カナダはどっちだ?!」中の "恐怖の殺人ジョーク" でしょうし、実際観てもやはり断トツに光っているように感じます。

第01話 カナダはどっちだ?!
第02話 セックスとバイオレンス
第03話 遠くから異なる種類の木を見分ける方法
第04話 フクロウの柔軟体操の時間
第05話 20世紀後半における男のアイデンティティ・クライシス
第06話 芸術の時間
第07話 いい加減にしろ
第08話 正面ストリップ
第09話 アリのご紹介
第10話 無題
第11話 王立交響楽団、トイレへ!
第12話 裸のアリ
第13話 しばらくお待ちください

どんな内容なのかというと・・・

舞台は第二次世界大戦中。イギリス人の売れない作家、アーネスト・スクリブラー(Ernest Scribbler、scribblerは俗筆な執筆家という意味を持つ)は、世界一面白いジョークを創作するが、自ら笑い死にしてしまう。彼の母親が息子の死に気付き、彼の部屋に入ってすすり泣く。彼女は彼がその手に握りこんだ原稿(原稿を自殺の遺書だと考えたのだろう)を手に取りそれを読む。すると彼女は、机に倒れこんでヒステリックに笑い、死んでしまう。スコットランド・ヤードによって、この原稿の回収が試みられるが、それは中々うまくいかない。ある警官は殺人ジョークに対する防御策として、憂鬱になりそうな演出を多数重ねた上での回収を試みるが、それすら十分でなく、殺人ジョークの犠牲者となった。ジョークはイギリス陸軍によって回収され、十分な検証の後、軍事目的(対独兵器)としてドイツ語に翻訳されることとなる。このジョークの致死性ゆえに、翻訳者はそれぞれ1語のみの翻訳しか許可されなかった(誤って2語見てしまった翻訳者は、数週間の入院を余儀なくされた)。ジョークは殺人兵器として対独戦線に実戦投入され、大戦果を収める。ドイツ軍はこれに対抗した殺人ジョークを作成するが、民族的にジョークの才能がないため不成功に終わる。その後、平和が勃発し(戦争は終結し)、殺人ジョーク禁止令が出された。このジョークは今、イギリスの片隅で永久の眠りについている。(Wikipediaより)


というものです。戦争に笑いという武器・・・"毒の強さ" に満ち溢れその発想のユニークさには思わず "ニヤリ" としゲラゲラと笑えるモノではありませんが、殺人ジョークそのものはドイツ語で "Wenn ist das Nunstr?ck git und Slotermeyer? Ja! ... Beiherhund das Oder die Flipperwaldt gersput!" というらしく、このデタラメなドイツ語だけは大笑いしてしまいます。試しに翻訳ソフトに入力してみましたが、翻訳不能でした(笑)。

ちなみに、セリフはありませんがオープニングとエンディングに "カナダはどっちだ" と泳いでいる男性が登場しますが

画像
(カナダはどっちだ?!オープニング)

画像
(カナダはどっちだ?!エンディング)

1965年製作THE BEATLESの映画「HELP」にもドーバー海峡を渡るスイマーが方向を聞くシーンが2度あり

画像
(HELP カーリングシーン)

画像
(HELP エンディング)

もしかしたらモンティ・パイソンはこのアイディアを拝借した・・・のかもしれません。(考え過ぎかな?)

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック